作業人数や内容を考えよう
倉庫を選ぶ際は、倉庫での作業内容を考えることが欠かせません。単に商品を保管しておくだけといった場合もありますが、倉庫で梱包作業をする場合もあるのではないでしょうか。また、扱う商品が軽く小さい場合には多くの人が手作業で商品を保管するかもしれませんが、重く大きなものならフォークリフトなどを利用することも考えられます。それに温度調節など適切な環境下で保存が求められる商品や貴重な商品を扱う場合には、セキュリティをはじめ倉庫の設備にも配慮が必要になるのではないでしょうか。作業内容や作業人数、扱う商品が変われば必要となるスペースや設備も変わります。まずはどのように利用するのか、倉庫での作業を明確にすることが大切です。その上で適切な条件を備えた倉庫を選ぶようにしましょう。
作業頻度と時間帯を考えよう
倉庫の使い勝手を考える際、ポイントになるのが倉庫での作業頻度と時間帯です。荷物の出し入れを一日に何度も行う場合には、倉庫へのアクセスが良い方が好ましいと言えます。しかし半年に一度といったように、一度保管してしまえば倉庫は閉ざされたままという場合なら、多少アクセスが悪くてもコストを抑えられるなどメリットがあれば目をつぶれるのではないでしょうか。また昼の時間帯に作業するなら、屋内屋外どちらの倉庫でも良いかもしれませんが、深夜や早朝に作業をするなら天候の影響を受け、視界が遮られる屋外の倉庫では作業効率が落ちてしまうかもしれません。利用しやすい倉庫の条件は、作業頻度や作業の時間帯によっても変わります。倉庫選びの際は、しっかりと考えておくことが大切です。
3PLはシステム化や省力化がすすめられています。荷物のトラッキングデータや無駄のない運送計画などです。これらを進化させることで業界での生き残りを図れます。